親知らず・顎関節症

親知らず

「親知らず」とは、一番奥に生えてくる永久歯のことをいい、15~30歳頃に生えてきます(生えない人もいます)。
近年は食生活の変化で顎が小さい人が多く、その場合は永久歯が斜めや横向きに生えてきて痛みが出たり、隣の歯や歯茎に悪い影響を与えます。まっすぐに生えていて、咀嚼機能が正常な場合は治療の必要はありませんが、そうでない場合は抜歯が必要となります。

親知らずの治療

親知らずが、横向きに生えていたり、奥まった所に生えている場合には、正確な位置を確認するためレントゲン撮影を行います。
抜歯する場合は歯を分割にし少しずつ取り除くいていくため、時間がかかる場合があります。比較的まっすぐに生えている場合であれば4~5分程度で治療は終わります。
治療の際は痛みを抑えるために、表面麻酔のあとに麻酔の注射を行います。

顎関節症

お口の開閉など顎がスムーズに動かなくなる「顎関節症」は、全身状態にも悪影響を及ぼすので早めの治療が大切です。
当院では、噛み合わせを改善することで顎関節症の治療を行います。

  • 口の開閉時に顎のあたりが痛い
  • 口を大きく開けることができない
  • 大きく口を開けると音がする
  • 目の奥が痛む
  • 耳の奥が痛む
  • 肩がこる
  • めまいがする
  • 首の辺りが痛い
  • 頭痛がする

顎関節症の大きな原因となるのが、噛み合わせの悪さです。噛み合わせが悪いと、

  • 上下の顎の発育や、顔の成長(変化)にアンバランスをきたし、不調和をもたらす
  • 上顎と下顎をつなぐ顎関節に負担がかかる
  • 咀嚼筋(噛むためにの筋肉)の発達に悪影響が出る

といったことが起こり、ここから顎関節症を発症しやすくなります。

顎関節症の治療

当院では、顎関節症の主な原因となる噛み合わせの状態を診断し、必要があれば改善するための矯正治療も行っています。

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